※本記事はアフィリエイトリンク(広告)を含みます。Insta360 Luna Ultraはぼく自身が2026年9月上旬に購入したもの(標準キット・119,800円)で、レビューは正直な使用感です。掲載している価格・仕様は2026年9月22日時点のものです。
公園の滑り台のてっぺんにいる娘を、下から撮ろうとして諦めたことが何度もあります。近づけば逃げるし、離れれば米粒。ジンバルを持っているのに「もう少し寄れたらなあ」で終わる瞬間が、1歳児の撮影では地味に多いんです。
そこに2026年9月21日21時、Insta360からLuna Ultra向けのファームウェアアップデートが配信されました。目玉はズームが12倍から15倍(300mm相当)に伸びたこと。さらに9,200円の超望遠レンズを付ければ22.5倍(450mm相当)まで届きます。
ぼくはこの発表を待たずに、9月上旬にLuna Ultraを買ってしまった側の人間です。生後15ヶ月の娘を撮るために12万円を出しました。この記事では、アップデートで何がどう変わったのかを全部整理したうえで、「先に本体を買った自分は損したのか」まで正直に答え合わせします。
この記事でわかること
- 9月21日のアップデートで追加された機能の全リスト(15倍ズーム・ステージモード・4K縦動画ほか)
- アップデートのやり方と、必要なアプリ・ファームウェアのバージョン
- 超望遠レンズ9,200円とズームキット138,800円、どちらで買うのが安いのか
- 15倍ズームが子ども撮影で実際に効く場面と、期待しすぎないほうがいい部分

よっちん
先に結論。買ったばかりのカメラが無料で15倍になりました。こういうアップデート、素直に嬉しいです…!
Contents
結論:Luna Ultraは無料アップデートで15倍ズームになった(レンズ併用で22.5倍)
答えから書きます。9月21日のファームウェアアップデートは無料で、Luna Ultraを持っている人は全員がこの恩恵を受けられます。有料なのは別売の超望遠レンズ(9,200円)だけです。

もうひとつの目玉がステージモード。コンサートや音楽フェス、劇場での撮影に特化した新モードです。ライブ映像で学習させたトラッキングモデルを積んでいて、暗い会場でも被写体を見失いにくくなっています。
正直に言うと、ぼくは1歳児の父なのでライブ会場には当分行けません。それでもこのアップデートを歓迎しているのは、15倍という数字が発表会・運動会のような「後ろの席から撮る」場面にそのまま効くからです。
Luna Ultraアップデートで追加された機能の全リスト
「ズームが伸びた」だけの話ではありませんでした。今回入った機能をまとめます。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| ズーム強化 | 最大12倍 → 15倍(300mm相当)。動画・PureVideo・ステージモード・写真で使える |
| AI Remosaic | デジタルで切り出したときに失われるディテールを再構築。遠くの人物・文字・建物の輪郭を保つ |
| ステージモード | コンサート・フェス・舞台向け。顔を特定してサイリウム等の干渉を抑え、ハイライトを抑制、ステージ照明の色を補正 |
| ステージ用トラッキング | ライブ映像で学習したモデルを採用。暗所での認識・追従が向上 |
| ステージ/アンビエント音声 | ステージ方向の音を優先するか、会場の空気ごと録るかを選べる |
| Live Frame スナップショット | 動画の録画を止めずに静止画を切り出せる |
| 4K縦動画 | 4K30fpsの縦撮りに対応。6Kオーバーサンプリング。ズームは6倍まで(推奨は3倍) |
| Zoom Live | ポートレート・ライフスタイル向けの新しいズームイン演出 |
| Live Frame の美顔+フィルター | 美顔モードとシネマティックフィルターを同時に使えるように |

個人的に地味に効きそうだと思ったのがLive Frameスナップショットです。動画を回しながら静止画が抜ける。子どもを撮っていると「動画を撮るか、写真を撮るか」で毎回迷うので、この二択が消えるのはありがたい。
あと4K縦動画。SNS用に縦で残しておきたい場面って、育児だと本当に多いんです。あると助かったー!というやつですね。
アップデートのやり方と、必要なバージョン
最新のズーム機能を使うには、アプリとカメラ本体の両方を上げる必要があります。片方だけだと15倍が出てきません。
- スマホのInsta360アプリをv2.34.0以降に更新する(App Store / Google Play)
- Luna Ultraの電源を入れ、アプリとBluetooth・Wi-Fiで接続する
- ファームウェアの更新案内が出たら、画面の指示に従って進める
- 本体のファームウェアがV1.1.1以降になっていれば完了
更新が終わると、いつもの起動画面に戻ります。ライカとの共同開発表示が出て立ち上がれば成功です。

先に本体を買ったぼくは損したのか(前回書いた予想の答え合わせ)
この記事の元になった速報版で、ぼくはこう書いていました。「望遠レンズ入りのバンドルが出たら、本体を単品で買った人は割高になります。購入は発表を見てからが安全です」と。
この予想は外れました。実際の価格を並べます。
| 買い方 | 合計 | 中身 |
|---|---|---|
| 通常版+超望遠レンズを後買い | 129,000円 | 本体+超望遠レンズ |
| ズームキット | 138,800円 | 本体+超望遠レンズ+収納バッグ |
| 差額 | 9,800円 | 収納バッグの分 |
通常版119,800円に超望遠レンズ9,200円を足すと129,000円。新しく出たズームキットは138,800円です。つまり本体を先に買っておいたほうが9,800円安い。差額の正体は収納バッグで、レンズそのものの値段ではありませんでした。

ハル
「待て」って書いておいて、自分は待たずに買ってたんだよね?

よっちん
返す言葉もないです…! ただ、そもそも「1.5倍のテレコンが来るらしい」っていう噂込みで買う決断をしたので、期待どおりではあったんだよね。
ヨドバシカメラの店頭でDJI Pocket 4 Pro(99,000円)と実機を見比べて、最後にLuna Ultraへ傾いた理由のひとつが、まさにこの「1.5倍テレコンが9月に出るらしい」という話でした。そこは読み勝ちだったことにしておきます。

購入を決めるまでにDJI Pocket 4 Proと何を比べたのかは、Luna Ultraを4Pと悩んで買った決め手4つにまとめてあります。店頭での色味の違いまで書いたので、まだ迷っている方はそちらから読んでください。
超望遠レンズ9,200円は買いか(在庫状況にひとこと)
超望遠レンズは光学1.5倍のアタッチメントで、マグネット式のスナップオン。工具なしでパチッと付く構造です。本体の15倍と掛け合わせて22.5倍、450mm相当まで伸びます。


ちなみにズーム操作そのものは、側面のジョイスティックで行います。ここは今回のアップデートでも変わっていません。

ただし、書いておかないとフェアじゃないことが2つあります。
① 発売直後から在庫切れ
公式ストアの超望遠レンズは、記事執筆時点(2026年9月22日)で「一時的に在庫切れ」。ページに入荷通知の登録ボタンが出ている状態です。ぼくも通知待ちの列に並びました。すぐ試したい方は在庫の復活を待つことになります。
② 15倍は「4K30fps推奨」であって8Kと両立しない
ここが一番の注意点です。Insta360は15倍ズームについて4K30fpsを推奨としています。Luna Ultraの看板である8K撮影と、伸びたズームを同時に全開にできるわけではありません。同じように4K縦動画のズームも6倍まで(推奨は3倍)と制限があります。
Luna Ultra 超望遠レンズ(Insta360公式ストア)/本体とセットで買うならズームキット138,800円のページで比べられます。
15倍ズームが子ども撮影でどこに効くか(パパ目線の現実解)
スペックの話から離れて、生後15ヶ月の娘を撮っている側の感覚で書きます。

効くのは「距離を詰められない場所」
1歳3ヶ月ともなると、抱っこして寄って撮る撮り方が通用しなくなります。近づけば逃げる、しゃがめば寄ってくる、カメラを向ければ画面を触りにくる。公園の滑り台、児童館の一番奥、これから始まる保育園の行事。物理的に近づけない場所で表情を残せるかが、育児の撮影では一番シビアなんです。
7〜8メートル離れた滑り台の上で手を振ってくれた娘を、以前スマホジンバルのFlow2Proで撮って失敗したことがあります。デジタルズームで寄せたら顔がのっぺりして、あの表情がまるで残っていませんでした。ぶっちゃけ、あれが12万円を出した直接の理由です。
期待しすぎないほうがいい部分

一方で、15倍まで引っ張ればそれなりに画は甘くなります。AI Remosaicが効くとはいえ、デジタル処理で補っている領域であることは変わりません。日常の公園なら3〜6倍あたりが現実的な使いどころで、15倍は「運動会の入場行進」みたいな年に数回の切り札だと思っておくのが健全です。
それと、これは機能の話ではないのですが。Luna Ultraは操作が多くて、ハル(妻)が「怖いから触らない」状態になりました。今回さらにモードが増えたので、我が家ではA5の早見表を作って冷蔵庫に貼っています。夫婦で使う機材にするなら、機能追加のたびに「妻が触れるか」を確認したほうがいいです…!
そもそもスマホジンバルから専用カメラに移るべきか迷っている方は、ぼくが1年以上使ったFlow2Proと突き合わせたFlow2Pro vs Luna Ultraの比較記事と、Osmo Pocket 4との比較も参考にどうぞ。
これからLuna Ultraを買う人の、いちばん安い買い方
どのキットを選んでも、入っている本体は同じものです。違うのは付いてくるアクセサリーだけ。

望遠まで使い倒すつもりなら「通常版+レンズ単品」
合計129,000円。収納バッグが不要なら、ズームキットより9,800円安く済みます。ただしレンズは在庫切れ中なので、届くタイミングは読めません。
バッグごと一発で揃えたいなら「ズームキット」
138,800円。レンズの在庫を待たずに揃うのが最大の利点です。持ち運びの入れ物を別で買う予定があったなら、9,800円の上乗せは妥当な範囲だと思います。
望遠に興味がないなら通常版のままでいい
15倍ズーム自体は無料アップデートで付いてきます。レンズを足さなくても12倍から15倍には伸びているので、9,200円を出すかどうかは「300mmで足りるか、450mmまで要るか」だけの判断です。ぼくは保育園の行事が本格化する来年に向けて買うつもりでいます。
Luna Ultraズームアップデートのよくある質問
- アップデートは有料ですか?
ファームウェアアップデートは無料です。15倍ズーム、ステージモード、4K縦動画などはすべて追加費用なしで使えます。有料なのは別売の超望遠レンズ(9,200円)だけです。
- 15倍ズームは8Kでも使えますか?
Insta360は15倍ズームについて4K30fpsを推奨としています。8Kとズームを同時に全開にする使い方は想定されていないと考えてください。4K縦動画のズームも6倍まで(推奨3倍)です。
- アップデートしたのに15倍にならないのはなぜ?
アプリとカメラ本体の両方を上げる必要があります。Insta360アプリがv2.34.0以降、Luna Ultra本体のファームウェアがV1.1.1以降になっているか確認してください。片方だけだと最新のズーム機能が出てきません。
- 超望遠レンズは他のInsta360カメラでも使えますか?
公式ストアの対象製品はLuna Ultraのみです。マグネット式のスナップオン構造もLuna Ultra向けに作られているので、他機種への流用は考えないほうがいいです。
- ステージモードは子どもの発表会でも使えますか?
設計上はコンサートやフェスなど強いステージ照明の下を想定した機能です。照明を落とした発表会や舞台なら相性はよさそうですが、明るい体育館の運動会であれば通常モードで十分だと考えています。ぼくもまだ本番で試せていないので、使う機会があれば追記します。
まとめ:12万円のカメラが、買った2週間後に15倍になった
今回のアップデートで押さえておくのは4つです。ズームが12倍から15倍(300mm相当)になったこと。9,200円の超望遠レンズで22.5倍(450mm相当)まで伸びること。ステージモードと4K縦動画が無料で増えたこと。そして本体を先に買っていても損はしないこと。
高い買い物をした直後に機能が増えるのは、正直いちばん気持ちのいいパターンです。あとはレンズの在庫が戻るのを待って、滑り台の上の娘の表情がちゃんと残せるか試すだけ。結果が出たらこの記事に追記します。

よっちん
15倍の作例が撮れたらこの記事に足していきます。まずはアプリとファームウェアだけ上げておいて♪
